ごはん、牛乳、小松菜のみそ汁、鯛の竜田揚げ、即席漬け、納豆です。

発酵食品とは、微生物のはたらきによって食品を加工した食べ物です。発酵させることによって、長く保存できるようにしたり、うまみや栄養価をアップさせたりすることができます。また、発酵食品には、お腹の調子を整える効果もあります。
発酵食品は、食品にはたらく微生物によって、3つの種類に分けられます。一つ目は、日本酒、チーズ、かつお節など、カビのはたらきによって作られるものです。二つ目は、パン、しょうゆ、みそなど、酵母菌のはたらきによって作られるものです。三つ目は、ヨーグルトや酢、納豆など、細菌のはたらきによって作られるものです。
今日の給食は、みそ、しょうゆ、酢、納豆などの発酵食品が使われていました。
今日の献立は、ごはん、牛乳、にらたまスープ、ホキのピリカラフル、チーズです。

チーズは大きく分けると、ナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。
ナチュラルチーズは、酵素と乳酸菌のはたらきによって、牛乳の脂肪分とたんぱく質を固め、熟成、発酵させたものです。チーズの中で、乳酸菌や酵素は生きたままはたらいているので、時間がたつと発酵が進み、風味が悪くなって、カビが生えやすくなります。
プロセスチーズは、ナチュラルチーズに乳化剤などを加え、加熱して溶かし、再び成形したものです。加熱処理により乳酸菌が死滅しているため、保存中に熟成が進まないので、長く保存できます。
今日のチーズは、ディズニーの形をしたプロセスチーズでした。
今日の献立は、ごはん、牛乳、豆腐の五目あんかけ、こんぶサラダ、清見タンゴールです。

清見タンゴールは、日本の「温州みかん」とアメリカの「トロビタオレンジ」をかけ合わせた、国産初のタンゴール品種です。
清見タンゴールは、1個ずつ袋がけし、樹木で寒い冬を越します。そして、十分に色づいたところで3月に収穫します。愛媛県では主に、八幡浜から西宇和、北宇和にかけての、リアス式海岸に広がる段々畑で作られています。
果汁がたっぷりで、果肉はやわらかく、舌ざわりがとてもまろやかで、みかんの甘みと、オレンジの香りが特徴の柑橘です。
今が旬の『清見タンゴール』を味わいました。
今日の献立は、鯛飯、牛乳、みそ汁、三つ葉入りかき揚げです。

鯛めしは、愛媛県の郷土料理のひとつです。東予地方や中予地方で食べられる鯛めしは、鯛をまるごと一匹、土鍋や釜に入れて炊き込みます。
鯛めしは、神功皇后が朝鮮へ出陣する途中、戦に勝つことを願って、松山市にある鹿島明神に立ち寄った時、地元の漁師からのもらった鯛を、米にのせて炊いたことが始まりとされています。
今では、お祝い事などで鯛めしがよく食べられます。今日は、もうすぐ卒業する小学校6年生と中学校3年生のみなさんをお祝いした『鯛めし』でした。卒業生のみなさんは、残りの学校生活を元気に過ごしてくださいね。